EXPERIENCE & EXPERTISE
銀行で培った経験を、強みとして整理する。
著者:藤沢 啓介 / 本文・著者欄の掲載イメージ
自分の経験を説明しようとすると、所属部署や担当業務の名前だけが並んでしまうことがあります。キャリアを考えるときには、肩書に加えて「どのような課題に、どのように関わったか」を振り返ると、自分が担ってきた役割を捉えやすくなります。
担当業務を、取り組んだ課題に置き換える
たとえば「法人営業を担当した」という説明から、もう一歩具体化してみます。顧客が抱えていた課題は何か。どのような情報を集め、誰と調整し、判断や提案につなげたのか。業務の流れを振り返ることで、分析、説明、関係者との調整など、自分が実際に使っていた力が見えてきます。
チームの成果と、自分の貢献を分ける
成果のすべてを自分だけの実績として捉える必要はありません。チーム全体の成果を説明したうえで、自分が任された範囲、工夫した点、周囲から頼られていたことを整理します。うまく進まなかった場面から学んだことも、経験の大切な一部です。
強みと、これからの希望をつなげる
得意なことと、これから取り組みたいことは、必ずしも一致しません。強みとして生かしたい経験、さらに深めたい領域、今後は比重を下げたい仕事を分けて考えると、現職での役割や社外の選択肢を比較しやすくなります。
すぐに転職するかどうかを決める前に、まずは自分の経験を具体的な言葉で整理する。その作業が、次の選択を考える土台になります。